大阪市中央区の社労士 仁井田佳之のホームページにようこそ

お気軽にお問い合わせください。


プライバシーポリシーリンク

「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果(平成27年度)

厚生労働省は、昨年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」 
における重点監督の実施結果についての取りまとめを公表いたしました。
それによると重点監督を実施した5,031事業場のうち、労働基準関係法令
違反があったのは3,718事業場と全体の73.9%に上りました。

■過重労働解消キャンペーンの実施概要■
 今回の重点監督は、長時間労働削減推進本部(本部長:厚生労働大臣)の
指示の下、長時間の過重労働による過労死に関する労災請求のあった事業場や
若者の「使い捨て」が疑われる事業場など、労働基準関係法令の違反が疑われ
る事業場に対して集中的に実施されました。
その結果、3,718事業場で労働基準関係法令違反が確認され、約半数にあたる
2,311事業場で違法な時間外労働が認められたため、それらの事業場に対して、
是正に向けた指導が行われました。
 厚生労働省は今後も、月100時間を超える残業が行われている事業場などに
対する監督指導の徹底をはじめ、過重労働の解消に向けた取組を積極的に行っ
ていくとしています。